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コールドブリュー
口当たりが滑らかで、酸味が少なく、チョコレートを思わせるようなコーヒーがお好みの方には、理想的な淹れ方です。コールドブリューコーヒーはご家庭で抽出できる方法で、私たちは抽出してから10日以内に飲み切ることをおすすめしています。
レシピ:
比率:水10mlに対してコーヒー粉1g
冷水にコーヒー粉を入れ、冷蔵庫で一晩おきます。
お好みの濃さになったら、14~18時間後にコーヒー粉を取り出します。HARIO水出しポット(販売準備中)・HARIOフィルターインボトル(販売準備中)、目の粗いガーゼやToddyのフィルターなどの他のストレーナーを使用しても構いません。
フレンチプレス
フレンチプレスは、深いコクのあるブラックコーヒーを安定して抽出できる、古典的な抽出器具です。
おすすめのレシピ:
比率:水15gに対してコーヒー1g
お湯の温度:92~94℃
抽出時間:4分30秒
ポイント:
フレンチプレスのポットは、お湯にくぐらせて温めておく。
余分な抽出を防ぐため、蒸らしが終わったら、フレンチプレスのポットにコーヒーを入れたままにしない。
プランジャーが固すぎたり緩すぎたりする場合は、コーヒーの挽き具合を確認する。
フレンチプレスのポットは販売準備中です。販売開始次第、本ページでもお知らせ致します。
アイスエアロプレス
エアロプレスと同様に、プランジャーの下部がその下のチャンバーにしっかりとはまるようにセットします。ラバー製のパッキンの位置は、4の目盛りの真ん中かそれより上に合わせます。エアロプレスを上下逆さにし、プランジャーがテーブルに乗るようにします。お好みのコーヒー(中挽き)を15g入れ、グラスに氷を入れます。
お湯を115ml沸かして、使う前に30秒置きますが、火から外してから1分以上放置しないよう注意します。お湯を注ぎ、コーヒーをかき混ぜます。
プラスチックのフィルターキャップにお手持ちのフィルターをセットし、エアロプレスに取り付けます。2分間の抽出が終了したら、エアロプレスを逆さにしてマグカップの上に乗せます。一定の力でゆっくりと下にプレスしていきます。プレスには約30秒ほどかけた方が良いでしょう。
アイスエアロのポットは販売準備中です。販売開始次第、本ページでもお知らせ致します。
インバート式エアロプレス
エアロプレスと同様に、プランジャーの下部がその下のチャンバーにしっかりとはまるようにセットします。ラバー製のパッキンの位置は、4の目盛りの真ん中かそれより上に合わせます。
お湯を240ml沸かして、使う前に30秒置きますが、火から外してから1分以上放置しないよう注意します。水を入れ、中挽き(使用するフィルターにより調節します)のコーヒー粉を15g加えて混ぜます。
プラスチックのフィルターキャップにお手持ちのフィルターをセットし、エアロプレスに取り付けます。2分間の抽出が終了したら、エアロプレスを逆さにしてマグカップの上に乗せます。一定の力でゆっくりと下にプレスしていきます。プレスには約30秒ほどかけた方が良いでしょう。
インバート式エアロプレスのポットは販売準備中です。販売開始次第、本ページでもお知らせ致します。
モカポット
モカポットは、コクのある濃いコーヒーを簡単に淹れる方法です。しばしば直火式エスプレッソメーカーと呼ばれますが、両者は似て非なるものです。モカポットは、コンパクトかつ手ごろな価格で購入できる、エスプレッソの代わりというよりも濃縮されたコーヒーが抽出できる器具、と考えていただくのが正解です。唯一の欠点は、沸騰しやすいせいでコーヒーに不快な苦みが生まれてしまう場合がある点です。以下の動画のやり方を参考に、モカポットを使って、一番理想的な(かつ安定した)フレーバーを引き出してみましょう。
ポイント:
事前にお湯を沸かしてから一番下のタンクに注ぐと、時間短縮になり、コーヒーが焦げたようなフレーバーになることを防げます。
バスケット一杯にコーヒー粉を入れ、表面を平らにならします。
コーヒーの挽き具合は、エスプレッソ用より若干粗く、細さが残る程度にします。
それでもコーヒーが苦いと感じる場合は、火からおろしてすぐに濡れタオルで下部を冷やして、余熱による過加熱を抑えます。
エスプレッソ
エスプレッソはカフェの基本であり、一般的には、カプチーノ、ラテやアメリカーノのベースとして提供されます。言うまでもなく、最も複雑で難しい淹れ方の一つで、最高のワンショットを淹れるには、湿度、コーヒーのエイジング、焙煎具合や水の状態などを考慮しなければなりません。
ポイント:
インドの多くのカフェでは、シングルショット30mlに対しコーヒー7gという、従来のレシピを採用しています。このレシピはロブスタ豆のブレンドには適していますが、アラビカ豆100%のコーヒーを使用する場合は、コーヒー:ショット=1:2に近い比率で27~32秒かけて抽出したほうがよいでしょう。
抽出したエスプレッソに酸味があり薄いと感じる場合は、コーヒー粉の分量を増やす、コーヒーをさらに細く挽く、抽出温度を上げる、および/または、より強い力でタンピングを行って抽出時間を長くしてみてください。
苦すぎたり焦げたような風味になってしまう場合は、上記とは逆の対処を行ってください。
うまく抽出するには、ポルタフィルターのに入れたコーヒーを均等にならすこと(レベリング)が重要です。レベリングには手を使うか、ディストリビューターを使用します。
タンピングを行うのは一度だけです。ポルタフィルターの側面をタンパーで叩いて再びタンピングを行わないでください。
エアロプレス
手軽さ、お手入れのしやすさ、そして持ち運びやすさを兼ね備えたエアロプレスは、どこでもコーヒーを淹れられる最高の器具です。エスプレッソに近い濃いコーヒーを抽出するならスタンダードな淹れ方で、また、インバート式ではフィルターで淹れたような口当たり滑らかなコーヒーを抽出します。
ポイント:
エアロプレスにはペーパーフィルターがセットされており、余計な油分やコーヒーの粉を取り除いてくれるため、雑味のないフレーバーを持つライトなボディのコーヒーとなります。重いボディがお好みの方は、再利用可能なステンレス製のフィルターもご使用いただけます。
スタンダードな方法で淹れる場合は、エスプレッソ用より若干粗い、細挽きの豆を使用します。インバート式では、コーヒーフィルター用よりも若干粗めに挽いた豆を使用してください。
エアロプレスは、様々な温度のお湯を使用して抽出を試すには理想的な抽出器具です。80℃ほどの低めのお湯を使用するよう指示する淹れ方もあれば、94℃の熱湯で淹れることもできるのです。
エアロプレスなら、最高に美味しいアイスコーヒーも作ることができます。まず、カップに110mlの水で作った氷を入れます。そして、15gのコーヒー粉と110mlのお湯を使用し、氷を入れたカップの上からインバート式で抽出します。
その知名度の高さから、バリスタ達がエアロプレスで最高のコーヒーを淹れる技術を競う大会が世界中で開かれるようになりました。優勝者のレシピを試したい方はこちらをご覧ください。
エアロプレスのポットは販売準備中です。販売開始次第、本ページでもお知らせ致します。
ドリップコーヒー
ドリップコーヒーは、私たちが現在利用している淹れ方です。この方法は、一度に4杯分のコーヒーを淹れられるとともに、分量、挽き目、温度や時間といった様々な抽出条件を自在に変えられるのです。
ドリップコーヒーでおいしいコーヒーを淹れるために私たちが使用しているレシピ:
ドリッパーに残っている紙の匂いを取り除くため、ドリッパーを事前に洗い、温めておくことをおすすめします
ドリッパーの水分をきれいに拭き取ってから、コーヒー粉18gを入れ、タイマーをセットし、スケールに乗せて風袋を引きます
97~98℃のお湯を沸かすか、ケトルでお湯を沸かして、1分間待ってから、ドリッパーに最初のお湯を60g注ぎます
1分間で合計300gになるよう、お湯を注ぎます
豆が最適な挽き目になっていれば、計3分30秒~4分間で抽出が完了します
ポイント:
ペーパーフィルターはクリーンなフレーバーとより滑らかなコクを引き出してくれます。濃いめのコーヒーがお好みの方は、再利用可能なメッシュフィルターまたはスチールフィルターを使用するのもよいでしょう。
コーヒー1杯を淹れるのに最適な挽き目はモカポットとフレンチプレスの間くらいです。また、3~4杯分を淹れる場合は、コーヒーメーカーよりもわずかに細い挽き目にします。
慣れるまでは4~5分間でドリップすることから始めましょう。淹れたコーヒーが苦すぎる場合は、挽き目を少し粗くし、ドリップの時間を短くしてください。
酸味が強いと感じる場合は、ドリップの時間を長めに取るか、挽き目を細くします。
コーヒーが薄すぎると感じる場合は、コーヒー粉の量を1~2g追加します。濃すぎる場合は逆に量を減らして、フレーバーを抑えてください。
お湯の量、温度、そして技術をできるだけ一定に保つことによって、一度に一つの項目を調整するだけで本当においしいコーヒーを淹れられるのです。
ドリッパーは販売準備中です。販売開始次第、本ページでもお知らせ致します。
アイスドリップコーヒー
お湯を240ml沸かして、使う前に30秒置きますが、火から外してから1分以上放置しないよう注意します。
コーヒーを受ける容器またはガラスサーバーに氷240gを淹れ、ドリッパーにペーパーフィルターをセットします。氷を入れたガラスサーバーまたは容器にドリッパーをセットします。
中細挽き(フィルターに合わせた挽き目)のコーヒー30gをフィルターに入れます。コーヒー粉の上からお湯75mlを注ぎ入れ、30秒間待ちます。
円を描くようにゆっくりと、残りのお湯をコーヒー粉の上から注ぎ続け、フィルターのコーヒー全体が均一に抽出されるようにします。氷の上までコーヒーが抽出されたら、召し上がれ!
ドリッパーは販売準備中です。販売開始次第、本ページでもお知らせ致します。