エスプレッソはカフェの基本であり、一般的には、カプチーノ、ラテやアメリカーノのベースとして提供されます。言うまでもなく、最も複雑で難しい淹れ方の一つで、最高のワンショットを淹れるには、湿度、コーヒーのエイジング、焙煎具合や水の状態などを考慮しなければなりません。

 

ポイント:

  • インドの多くのカフェでは、シングルショット30mlに対しコーヒー7gという、従来のレシピを採用しています。このレシピはロブスタ豆のブレンドには適していますが、アラビカ豆100%のコーヒーを使用する場合は、コーヒー:ショット=1:2に近い比率で27~32秒かけて抽出したほうがよいでしょう。
  • 抽出したエスプレッソに酸味があり薄いと感じる場合は、コーヒー粉の分量を増やす、コーヒーをさらに細く挽く、抽出温度を上げる、および/または、より強い力でタンピングを行って抽出時間を長くしてみてください。
  • 苦すぎたり焦げたような風味になってしまう場合は、上記とは逆の対処を行ってください。
  • うまく抽出するには、ポルタフィルターのに入れたコーヒーを均等にならすこと(レベリング)が重要です。レベリングには手を使うか、ディストリビューターを使用します。
  • タンピングを行うのは一度だけです。ポルタフィルターの側面をタンパーで叩いて再びタンピングを行わないでください。