SALAWARA ESTATE

サラワラ・イーストナチュラル・ダーク *イベント先行販売品

フレーバー:オレンジピール / ヌガー / ダークチョコレート
焙煎度:ダークロースト
精製方法:ナチュラル(イーストファーメンテーション)
地域:カルナータカ州 ハッサン
標高:1,130m
品種:S795

¥1,780
配送に関して

発送日数:

コーヒー豆は毎週水曜日に焙煎し、その後順次発送しております。土日祝日を除く3〜6日ほどお時間をいただいております。在庫切れの場合は翌週の焙煎となりますので、お急ぎの方は毎週火曜日までにご注文いただけますと幸いです。予めご了承の上ご注文ください。

※注文状況、在庫状況によっては、上記通りに発送できない場合がございます。

送料:400円

※3500円以上のご注文で送料無料

注意事項

新パッケージへの切り替えのタイミングにより画像とは異なるパッケージで発送される場合がございます。予めご了承ください。

深煎りらしい重厚な口当たりと心地良い苦みの中に、オレンジピールのような果実の印象も。まるでダークチョコレートに包まれたオランジェットのような味わいが楽しめます。

このロットでは、イースト菌を加えた嫌気性環境下で48時間の発酵工程を行っています。

コーヒー生産におけるイーストの使用は、特定のフレーバーを人工的に付与することが目的ではなく、発酵を安定的かつ均一に進めるために用いられます。自然発酵では気候や微生物環境によって結果がばらつくことがありますが、イーストを導入することでプロセスが制御され、狙った方向性の風味を再現性高く生み出すことが可能になります。

発酵の過程でイーストは、コーヒーチェリーに含まれる糖分を分解し、アルコールや有機酸(乳酸、酢酸など)、さらには多様な揮発性化合物を生成します。これらの副産物がコーヒーの香りや味わいに複雑さを与え、果実感や甘さの印象を際立たせる要因となります。

このようにイースト発酵は「味を付け足すもの」ではなく「発酵の舵取り役」として機能し、豆が持つポテンシャルを最大限に引き出すと同時に、生産者が意図するスタイルのコーヒーへと導いています。

SALAWARA ESTATE

サラワラ農園

肥沃で緑豊かな自然に抱かれ、145ヘクタールの広大な土地に広がるサラワラ農園は、カルナータカ州サクレシュプールおよびベルール地域近郊、西ガーツ山脈の麓に位置しています。

「サラワラ」とは、文字通り「祝福の連なり」を意味します。

サラワラ農園は19世紀後半、1880年代にイギリス人によって開かれました。ここで育つコーヒーは木陰で栽培され、コショウやアレカナッツ、オレンジ、シルバーオークの木々と共に植えられています。多様な作物と共生することで、豊かさと歴史を兼ね備えたコーヒーが育まれています。

農園には五つの人工湖があり、持続可能な灌漑が実践されています。これにより豊かな動植物が育まれ、地中での自然の営みを通じて、コーヒー豆に深みある風味がもたらされています。

この農園は、三世代にわたりYDNグループのもとで受け継がれています。