カルナータカ州、マイソールの南に位置するのが、ビリギリ・ランジャン丘陵です。この地域一帯が霧に覆われることから、ホワイト丘陵とも呼ばれています。アッティカン産地は、その丘陵の上部の人里離れた場所にあります。ビリギリ丘陵の高度は海抜1650mにも及ぶため、この産地は、インド国内で最も高度の高いコーヒー栽培地の一つであり、アラビカ種の生育に最適な場所となっています。この産地の農地はきれいに整えられており、S9(Selection-9)、S795(Selection-795)、カウベリー種、そしてケント種を栽培しています。この産地に生える巨大なシルバー・オーク・ツリー、イチジク、そして柑橘の樹々があることで、日陰が生まれ、様々な種類の鳥、ゾウやバイソンなどの野生動物に優しい、居心地の良い空間が作り出されています。

収穫の時期には、熟した果実の手摘みを3周行います。収穫した実は、サンガメシュワー社での精製作業を行う前に、パルピングし、発酵させ、洗浄してから、高い位置に設置したトレーまたは地面の上で天日干しします。この地域で生産されるコーヒーは、シナモンやクローブ等を思わせる、甘く、はっきりとしたフレーバーがあることで知られています。

他のすべての産地と同様に、サンガメシュワー社では、全従業員に、無料の医療サービスと、小さな子供たち向けの託児所やミルクの提供といった福利厚生を提供しています。

この農園のコーヒーは受賞歴があり、イギリス、オーストラリア、シンガポール、イタリア、日本、そして韓国のカフェで使用されていますから、私たちは、この農園で生産される素晴らしい品質のコーヒーを、自信をもってインド国内のお客様にお届けします。

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