Kerehaklu Estate

【プロデューサーシリーズ LOT1】 Kerehaklu Estate Snakehead Natural ケレハカル農園 スネークヘッドナチュラル

内容量:200g

フレーバー:ハチミツ / ピーチ / ブルーベリー

¥1,650

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商品説明

最も高い品質を誇るインド産コーヒーをフィーチャーするプロデューサーシリーズは、単一ロットで栽培、精製、焙煎された少量生産の特別なコーヒーです。生産者と緊密に協力しながら生産した、高品質で、とてもユニークなインド産コーヒーをお届けするとともに、嫌気性発酵などの実験的な精製方法で革新をもたらす先見性のある生産者に、これらのコーヒーを通して光を当てます。私たちは、この特別なコーヒーの個性的で複雑な味わいを強調するため、ライトローストで焙煎しました。

ケレハカル農園のYolu Savira(ヨル サヴィラ)区画で採れたこのコーヒーは、近くの湖から湧き出る美しい水を使用して、ナチュラルプロセスで精製されました。このロットは、生産者とその家族が釣りをして育った、インド原産の魚種であるSnakehead(スネークヘッド)にちなんで名付けられ、プロセスの過程で水中に沈むコーヒーの姿を表現しました。

イチジクやデーツを彷彿させるアロマと、はっきりとしたクリーンな口あたりは、ハンドドリップやエアロプレスで抽出することでより際立ちます。 私たちは、このコーヒーが持つ程良いボディと、明るい酸味に含まれるフォレストベリーの甘い余韻に心を奪われました。

ハチミツ / ピーチ / ブルーベリー

ABOUT THE FARM

KEREHAKLU ESTATE

ケレハカル農園

インド南部のカルナタカ州、チクマガルール地域にひっそりと佇むケレハカル農園は、ティパイア家が4世代にわたって経営してきました。275エーカーに広がるこの農園は、海抜約1200メートルの高さに位置しています。農園名は、古いカンナダ語で「湖のほとり」を意味する「kere」と「シェルター」を意味する「haklu」に由来しています。ケレハカルエステートのコーヒーは、イチジク、マンゴー、アボカド、ジャックフルーツ、ザボンといった様々な植物と一緒に育てられています。チャンドラギリ、セレクション795、セレクション9、セレクション6、および少量のリベリカ種とロブスタ種がここで栽培されています。

PRODUCER / 生産者

PRANOY THIPAIAH

「このコーヒーで私たちが目指したのは、味覚を圧倒することなく、識別可能なテイスティングノートを拾うことでした。熟度の高いチェリーのみで形成された小・中規模のロットを使用することで、発酵時の微生物が望ましい結果を達成するように導くことができました。

Snakehead(スネークヘッド)は私たちの家族が釣りをして育った、インド原産の魚種です。驚くべき捕食性を持ったこの魚は、私たちの湖に住んでいます。コーヒーを精製する過程で水中に沈むチェリーの姿に、私は魚と類似したインスピレーションを受け、このコーヒーをSnakehead Naturals と命名しました。私たちの農園が育む生物の多様性に意識を向けたいという想いから、これは絶好のチャンスだと考えました。」

生産者のプラノイ・ティパイヤ氏は、シドニーで生物学の学士号を取得した後インドへ帰国し、現在はコーヒー生産に情熱を注ぐ傍で、ケレハカルの農産物を通じて、西ガーツ山脈(インド亜大陸西海岸沿いに連なる山脈)の生物の多様性を人々にもっと認識してもらいたいという思いのもと、在来種と外来種の相互作用の歴史の探究を行っています。農園を訪れると、愛犬のキヴィと共に農園を巡回しながら、農園周辺の自然界を記録して周るプラノイ氏の姿が頻繁に見られます。

PROCESSING STORY

このロットはYolu Savira(ヨル サヴィラ)区画という、農園で最も品質の高いコーヒーを生産する区画の 1 つで収穫されたチェリーのみを使用しています。また、乾燥工程中のチェリーを均一にならす作業や選別作業を含め、ファーメンテーション(発酵工程)と乾燥工程は注意深く管理しました。

このコーヒーで私たちが新たに行った試みは、ケレハカル農園の近くの湖から湧き出る美しい水を発酵に使用することでした。発酵工程時のチェリーに異なる環境をもたらすため、私たちは水中で発酵を行ったのです。

収穫されたチェリーをPETバレル内の水中で発酵させ、pHの変化率をパラメーターとして綿密に監視しながら発酵具合の進捗を追いました。最適な発酵度合いになると、チェリーのままレイズドベッドへ移動させ、21日間乾燥させました。

ワインレッドの色をした熟成度の高いチェリーだけを使用し、小〜中規模のロットで精製することで、発酵時の微生物が意図した結果を達成するように導くことができました。ワインのようなノートの果実味のあるカップを追求していた私にとって、その結果はとても嬉しい驚きでした。

着地点として私が特に意識したのは、透明感のある綺麗なカップでした。私は、理解の及ばないファンキーさが好きではありません。味覚を圧倒することなく、識別可能なテイスティングノートを拾うことができるコーヒー、それが私たちが目指したものです。それを実現するためには、発酵時間と乾燥プロセス中の果実の厚みを注意深く監視することが重要でした。

ROASTERY STORY

私たちは、チクマガルール地域で収穫シーズンが本格化しようとしていた頃にこの農園を訪れ、訪問中、農園で行われている収穫後の新しい精製処理実験について、その内容を深く掘り下げました。

生産者のPranoy(プラノイ)氏は、気候変動によって発生する季節外れの雨に対処するため、またコーヒーの乾燥工程をより細かく制御するため、パラボラ型のハウスを設置することで精製処理を改善していました。また、私たちは彼が行ういくつかの発酵実験を目撃し、それぞれの背後にある思考プロセスについて学びました。

その後、Pranoy氏がグルグラム(首都デリー近郊の都市)にある私たちの焙煎所に足を運ぶと、彼が生産した最も品質の高いナチュラルプロセスのコーヒーのサンプルをいくつか並べました。それぞれのカッピングを行った後、その場で4つのサンプルを予約しましたが、その4つのサンプルの中で、透明感、甘さ、カッピングスコアの高さが際立っていたのが、このコーヒーでした。

「私が高品質なナチュラルプロセスのコーヒーに求めるのは、明確でクリーンな果実味です。私はこのコーヒーが持つブルーベリーとピーチの複雑なフレーバーノートを際立たせると同時に、苦味を感じさせない程良いバランスのボディを持たせたいとも考え、焙煎プロファイルを調整しました。」
ー Shreyas Chitnis(ヘッドロースター)

brew guide

抽出ガイド

レシピ

コーヒー:15g
お湯:240ml
湯温:94℃
挽き目:中細挽き 

抽出

1投目:80ml + ステア3回
2投目:80ml (160ml) / 0:30 + スピン3回
3投目:80ml (240ml) / 1:00

抽出方法

1. ペーパーをセットし、湯通ししてドリッパーを温めます。

2.タイマーをスタートしたら、80mlのお湯を注ぎ、スプーンでステアを3回行って蒸らします。

3. 30秒経ったら80mlのお湯を全体に注ぎ、ドリッパーを3回転スピンさせます。

4. さらに30秒経ったら80mlのお湯を注ぎ、落ち切りまで待ちます。

5. 抽出が終わったら、濃度ムラをなくすためにサーバーをしっかり攪拌します。